衝
火星大接近
2026 — Mars Close Approach
ピークまで
- ピーク日
- 2027年1月14日
- ピーク時刻
- 12:00 JST
- 予想流星数
- —
- 月の状態
- 🌒 細い月(観測に良好)
このイベントについて
火星は地球の外側を公転しており、約2年2ヶ月ごとに地球に最も近づく「接近」を迎えます。接近期には火星が大きく明るく見えるため、望遠鏡での観察に最適です。
火星の大きさは接近の程度によって大きく変わります。近日点接近(大接近)では赤道直径25秒角程度になりますが、遠日点接近では14秒角程度にとどまります。
双眼鏡では明るい赤い星として、望遠鏡では白い極冠(水やCO2の氷)や表面の模様を観察できます。
歴史と背景
火星は古来より赤い色から戦争の神の星として恐れられてきました。1877年、イタリアの天文学者スキャパレッリが火星表面に「カナーリ」(水路・溝の意)を発見したと報告し、「火星に運河がある」という話題が世界を賑わせました。20世紀に入り、探査機による調査でその実態が明らかになりましたが、火星への人類の関心は今も変わりません。
観測のポイント
- 1
2027年1月中旬、夜遅くから東の空に昇ります。赤みがかった明るい星として目立ちます
- 2
双眼鏡でも色の違いが分かり、他の惑星と区別できます
- 3
口径6cm以上の望遠鏡で表面の模様(シルチス大平原など)が確認できます
- 4
シーイング(大気の揺らぎ)が良い日を選ぶと、より鮮明な像を得られます
- 5
火星は日々少しずつ位置が変わります。継続観察すると動きを実感できます